ec2インスタンス上にImageMagicをインストールする
前回の記事の続きですが、備忘録として残します。
あるサーバソフトウェアでImageMagicを動作させるには以下のライブラリが必要であると記載がありました。
- libpng:1.2.7 以降
- libjpeg:6b-33 以降
ということでEC2インスタンス上でどのバージョンが入っているかを確認します。
# rpm -qa | grep libpng libpng-1.2.46-1.9.amzn1.x86_64 # rpm -qa | grep libjpeg libjpeg-6b-46.5.amzn1.x86_64
結果からlibpngのバージョンが低いことが分かりました。まずはlibpngのライブラリをバージョンアップします。(ソースからインストールする場合は以下)
# rpm -e `rpm -qa | grep libpng ` ←削除例 # wget http://prdownloads.sourceforge.net/libpng/libpng-1.5.9.tar.gz?download # tar xvfz libpng-1.5.9.tar.gz # cd libpng-1.5.9 # ./configure --enable-shared --prefix=/usr/local # make # make install
同じ要領でlibjpegを最新にします。
# rpm -e `rpm -qa | grep libjpeg ` ←削除例 # wget http://www.ijg.org/files/jpegsrc.v8d.tar.gz # tar xvfz jpegsrc.v8d.tar.gz # cd jpeg-8d # ./configure --enable-shared --prefix=/usr/local # make # make install
※以下はrpmで各ライブラリをインストールする場合の手順です。(ソースからでもrpmからでもどちらでも好きな方で)
# rpm –ivh libjpeg-6b-37.x86_64.rpm # rpm –ivh libpng-1.2.43-1.x86_64.rpm
これでようやくImageMagicをインストールする前準備が完了したので、インストール済でないかの確認を行います。
# rpm -qa | grep ImageMagick # rpm -ivh ImageMagick-6.3.9-10.x86_64.rpm
無事ImageMagicまでのインストールが完了です。あとは目的のサーバソフトウェアをセットアップするのみです。